なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 来年7月、タヒチやイースター島が日蝕帯に入る。天文雑誌にはすでにツアーの話が出ていたが、天文ショップの誠報社の方によると、イースター島のツアーは日蝕プライスで100万行くという。これだとツアーを組んで埋まるか・・・と微妙なので組むかどうかと話していた。趣味+ロケーションにはなかなか興味を惹かれたがここまでの出費は出来ない。
 ある夜何気に日蝕ツアーを見ていたら、タヒチで60万というのがあった。これも日蝕プライスだし一泊雑魚寝がつくというおまけもあるが、2泊分のホテルはそれほど悪くは無い。非日常性を手に入れるなら、悪くは無いか。それ以前に予約が通るかだ・・・と思いつつ、何気にFaxしてみた。ら、予約が通ってしまった。そりゃあタヒチくんだりでこの価格じゃあ行く人はいない??

 時間とお金の工面も必要だが、もっと必要なのは事前の準備だ。
 単純に見に行くだけではつまらんので、写真を撮っておきたい。
 太陽が点々と移動しつつ欠けて行く写真、コロナの写真、皆既中の空模様・・・
 欲張れば失敗の可能性は大きくなるが、予行演習できれば失敗の確率は減らせる。

 先ずは装備を安く揃えること。
 ありがたいことに今年の日蝕で生産在庫切れになったND400フィルタはカメラ屋に潤沢にある。が、使うならアルミ蒸着の日蝕グラス用フィルタが欲しい。こっちのほうが安くて使い回しが利く。国際光器扱いで売っているようだが・・・ND5のフィルターで写真にも向くかどうか。趣味人の店長さんによると、デジカメならむしろ写真用のND3.8より向くそうだ。国際光器に在庫もあるとの連絡も入った。
 コロナを撮るならどうするか。それほどアップにはしない、と思えば、またワンポイントリリーフならテレコンでいけると思う。というか、300mmクラスを買っても私の観望&写真撮影スタイルには合わないからまさに無用の長物になる。ちょうどマップカメラでケンコーの3倍テレプラスがあるので入手する。
 気が早いようだが、機材を使い込んでおくためには、また中古品ゆえあるときに買うしかない。
 事前に三脚でどの程度シャッターブレを起こすか、調べておくことも必要だし、月で模擬撮影しておくことも必須になる。そして撮影シーケンスを完熟させること。

 8ヶ月先だが、向うの概ね冬至のときにある現象を日本で再現するには、今の時期の月・太陽を狙っておきたい。それなりのイベントゆえに事前の準備をきちんとしておきたいものだ。

 まあ・・・それも晴れればだけどね。日蝕のとき晴れなくても、前夜晴れてくれれば南十字座や天頂にある銀河の中心方向の写真を撮れれば、それはそれでいいかとも思っている。
 完全なオタク消費だな。

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【2009/11/29 17:08】 | 徒然
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