なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 どうにも調子が上がらなかったのもあり、事務系を済ます。そして次の研究の事を考え…昼はなんとなくタンメン。ニンニクをトッピングして気合を入れて、午後に臨む。次の研究のこともあるけど、自分の作ったデータをデータベースとして公開するための論文のことも考えつつ…何やかやをしているうちに時間がビュンビュン過ぎる。いや、中国で乗った上海市街地から空港まで400km/hでかっ飛ばしたリニアモーターカーの対抗側の車両と、あ、来 た、と思ったらすれ違っていた程の速度のように思える。車窓を見ても風景が遠いのでそれほど早くなさそうに見えるけど、距離を考えた瞬間に車内の速度計が正しいと思える、中々の鉄道?だった。まあ兎も角、早く終わった。データペーパーなど書いたことが無いし、読んだこともない。で、参ったな…と。真空の力の揺らぎのように、ふわふわ揺れて浮いては消える感じ。ここからインフレーション&ビッグバンでユニバースが発生するかというと…
 後は幾らか今年やった仕事のまとめをして、時刻も時刻なので退出。
 なんとなく直帰。で、しばし休んでこれを書いている。

 妻が職場のIDカードに使う画像が欲しいとの事。当初お中華SIMフリースマホで撮るのだけど、テカリが出てイマイチ。証明写真はライティングが第一に大切だと写真館の店主さんに話を伺ったのは大学院の学生証写真の時だったと思う。白黒なら自分で撮って現像・焼き付けでもいいのだが(星野写真や惑星を撮っていて白黒は普通に自前で現像・焼き付けしていた)、なぜかその時は写真館に行ったのだった。にしてもこの写り方は「撮れる」というだけだな…と思った。が、訊けばスマホである必要はないという事。なら丁度出ていたNikon Z50で撮る。銀塩フィルムの写真からすれば、いわゆる塗り絵のような感じというとその通りだが、ずっとまっとうに諧調のある画像が撮れる。私は基本汎用機より専用機なこともあり、感じ的にはまあいいんじゃないか、という絵が出てくる。これを縮小して妻に送る。
 何で読んだか…イマドキの若者的には銀塩写真がエモいそうだ。アイフォーンは絵がきれいというけど見たことが無いのでわからないが、専用機のミラーレス機でも写りは銀塩と明らかに違う。馴染み深いのもあるし、フィルムによってまた違うが、諧調は豊かでラチチュードも広く今的にはハッとする感のある仕上がりになる。それがエモーショナル…エモい、という事なのだろう。
 コミックエッセイの「おりたたみ自転車と旅していますは、リコー・オートハーフとか、おっさん的には懐かしいコンパクトカメラで撮られた写真が使われている。手元には高1冬に47500円で買った中古のNikon FMがある。が、どうもフィルムを詰めて…という事は出来ていない。銀塩時代のマニュアルフォーカスレンズ(銀塩時代のオートフォーカスレンズは今は持っていない)にマウントアダプタ&Nikon Z6IIでもスローに写真を楽しめるのだが、どうも気が乗らない。写真を撮るという行為のテンポが変わってしまったのだろう。Nikon F70Dという銀塩AFカメラを使うようになったのが一つの契機だろうか?ズームレンズはAFに限る、と感じて買った中古カメラだが(レンズからカメラが生える、という現象)、このお手軽さには嵌るものがある。で、お手軽に撮れるようになるとスローに戻るのは大変だと思う。
 考えてみるとFMにフィルムを通したのは22,3年前に初めて佐渡島に行った時でそれ以降撮っていない気がする。あの時はFMと35mmと85mmレンズだけ持って、当時のマイカーのマツダ・ロードスター(NB8C)で走ったのだった。これくらいすっ飛んだ機会を作らないとダメになっていた。F70Dはお手軽なのだ。
 で、ふと感づく。銀塩コンパクトカメラなら、或いは?と。これのヒントは前掲書から得た感覚。他に「駄カメラ大百科」という本で、意外と安く手に入るものがあることも分かっている。…然らば?
 ここでふと生まれ年のカメラを手にするバースイヤーカメラという趣味者の話が浮かんでくる。今もまだ盛んなんだろうか?と考えると、ローライ35というコンパクトカメラのことが頭に浮かぶ。危険だ。
 でもいつか、スローに銀塩を楽しみたいな、と思う。せっかくニコンが特例的にオーバーホールキャンペーンをやったときに、調整・モルト(蓋などに付ける遮光スポンジ)交換をしてもらったのだから。防湿庫で眠らせるには惜しいしね。

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【2023/11/27 21:05】 | 研究
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