なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 半端な時刻に起きだす。外は雨模様だがかなり弱いようだ。どうするかな…と考え、当初は丸善丸の内本店~秋葉原と考えていたけど、逆にしてみるか、と考えなおして出発。雨はほぼ止んだか?と思ったら小雨程度になったり、意外と変化する。折り畳み傘でしのげる程度だった。
 ホームに降りるとちょうど電車が来るアナウンス。ありがたい。そこから美術史の概略を書いた新書を読み始めた。
 雨の止んだ秋葉原ではまず腹ごしらえで雲林房に行く。汁なし担々麵に味玉ご飯を付けてしまった。1100時の開店直後以は行列必至と思っていたけど、15分ほど遅れて着いたら行列なし。が、席は埋まっていたので暫し待つ。最初に入った人だろう、入れ替わりで席に着き、辛みと痺れを増した一品を頂く。癖になる美味さ、辛さ、痺れ。〆にそぼろ肉でご飯を頂いたが、これまた美味しかった。
 その後は秋月電子通商に直行。買い物も早々に済ませる。その後ビックカメラで小間物を買い、ふとラジオセンターに行ったら、結構使っていた1店舗が閉まって空白地帯が…が~ん。何とも悲しい。
 心に重さを感じつつ、東京に移動。丸善でChatGPTの入門書やふと気になった本を4冊入手。思ったより心に響いたタイトルがあるようで、イマイチ。
 これで行きたいと思ったところには来たので、早いけど帰路に就いた。

 帰りも読書を楽しみ、スーパーでちょっと買い物をして帰宅。早かったね、と妻に言われる。
 その後は電子工作の下準備。部品をユニバーサル基盤に配置する。根気が出るようでイマイチ。
 淡々と時間が過ぎ、パスタを作ってたべ、これを書いている。
 
 読んでいた美術史本は1時間でおさらいできる、というウリであるが、読むのが遅いのであと1/4ほど残っている。
 美術史は、近現代に複線化するものの、基本一本の筋のことを知りさえすればいい、というものではないと大学時代に習った。その意味では社会情勢や世界情勢も知って必要がある…と言われてみればその通りだと思った。その意味で唐辛子やジャガイモをめぐる世界史のごとき(この辺は複数読んでいる)、未読だけど「銃・鉄・病原菌」だったか、ジャレド・ダイヤモンド式の1アイテムをめぐる切り口や、「新しい世界史へ――地球市民のための構想」(羽田 正 2011.岩波新書)のように1次元ではなく、難しいけどお隣の歴史も含めた2次元的なとらえ方もできるほうが具合がいいに決まっている。その中に浮かぶアイテムが美術であり、唐辛子であり、鉄…となれば3次元か。年を覚えるのがダメで普通の歴史を諦めていた口からは非常にキツイ話だ。
 チップス的に知っているともっと建築や美術品が面白く見えるんだおるな。
 あと、こういう美術史とか、通常の歴史は、名作や為政者しか語られない、語っても裏面史程度で、サブカルチャーやポップアート、かなりマイナーな民衆史はどうなっているのか。その辺のほうが私には興味がある。印象派はサブカルだが当時のサロン(日本なら日展)は低俗下劣だったそうで(美術史で見た…)、偶然行った展覧会で残っていた「貴重な」絵画の現物を見たけど、クラシックな筆致だと思えた。J. ビショップの「セイル・ホー!」という日記文学では帆船時代終盤に残る船乗りの考えられないような体験が残らないことの損失が語られるし、こうした残りにくいモノをどうアーカイブするか、というのは実に難しいと思う。その任が国会図書館だけであとは焚書とかやられたら、文化的損失はデカい。が、どうもそっちに勢いつける方が楽なんだろうなぁ。

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【2023/06/03 18:40】 | 日常
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