なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 昨日は何もせず横になったらそのまま今日の朝。平日にこれかという長時間睡眠。
 そんな朝は、ちょっとだけ早く目が覚めた。慌てて出張の準備。名刺、カメラ、ノートの3点セットに、ソールの堅い軽いトレッキングをこなせる靴を履いていくので、必要に応じて車の運転が可能なようにスポーツサンダルを詰めて出発。滋賀県高島市に日帰りの出張。どんな圃場でどんな試験を組むか、そのネゴシエーションの話を聞き、現地の画像と作業風景を撮影するカメラマン稼業。私自身は圃場がどこでもいい研究を担当するが、現地を見ないことのリアリティの欠如というよりリスクを痛感することがままあるので、現地を見に行ったのだった。結果としてこれは正解だったかもしれない。琵琶湖岸でなかったら水稲は厳しいんじゃないか?と思える土壌条件。実際、大豆だ麦だと作る水田で、湿害ガー!じゃないのはこの礫の混じる粒径の荒い土故だろう。
 作業の手伝いは出来なかったが、代わりに作業の状態は撮影した。カメラマン稼業であるが、ミスは予備のバッテリをもっていかなかったことか。1/3目盛りまでバッテリが減って、少し肝を冷やした。
 現地集合・現地解散なので往路とともに帰路も一人。とっておいた切符が遅い時刻なので、京都駅コンコースで適当な時刻に変更。妻にちょっとお土産を買って軽食を買って、ホームに出てふと気づく。もう夕食でOKな時間じゃないか!キオスクで弁当を買い、程なくして来た新幹線に乗る。
 あとは家までオン・ザ・レイル。検索したらちょうどいい乗換の電車もあった。確認してから息を抜いて食事。そして本を読む時間。お酒は飲んでいないが、集中力はちょい低め。往復で読みかけだった新書2冊を読了し、新たに1冊を読み始める。露宇戦争の1冊は志は解るけど視点が1つしかないのが大問題。お酒の話な次の1冊は前半2/3程がイマイチだけど、残りは非常に味わい深く著者の意図が乗った感があり、思った以上に良かった。読み始めたのは自動車用エンジンの本。入門用の教科書だったが、なかなかいい感じ。

 という事で、明日は妻と旅行。温泉で骨休めする。
 昨日猛烈に疲れていたらしいことから、丁度いい具合かな?お酒の本を読んで、なんとなく今夜ビールを飲んだらおいしそうだが、ココは止めておこう。明日気分を新たにスカッと旅行に行けるよう。そのためには今日は早々に眠るに限るのかな、と。

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【2023/05/25 21:26】 | 研究
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