なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 3度ほど目覚めつつ、遅い朝を迎える。朝食に全員そろうことはないだろうということで、三々五々朝食のお雑煮を食べる。そして妻と電車で二駅行ったところにあるシネコンプレックスで映画を観よう、と出かける。「相棒II」の興業がいいらしいが、観たのは「ロビンフッド」。何度も映画になっているがどんな結末だっけ?と妻はいう。テレビなんかで見るロビンフッドはシャーウッドの森に立て籠もる無法者一味の活躍、という感じだが、遠い記憶でしかない。はてさて・・・と思いつつ観ていたが、圧倒的な迫力を持った活劇であるのはもちろんだが、なかなか魅せてくれるストーリーと役者の取り合わせで最高のエンタメだった。ただなんでLongstride(あえて訳せば「とっても大股で歩く」)が、Hood(俗語でコソ泥)になったのか、がよくわからんかった。Robin Hoodには義賊という訳語もあるそうだ(リーダース大辞典)。シーンの凄さは、往々にしてSFXで演出されるが、そこにひたすら嘘っぽさが無く、どこまでがセット、どこまでが現物、どこまでが画像処理なのか悩むほどシームレスにすべて雑念なく観られたというのも、要因かな。個人的には、ロンドン塔の外観とか、は~ん、と思ったり(タワーブリッジのたもと、HMSベルファストの対岸にあるが、あの頃は・・・とか)、ケルト十字架がたくさん出てきてむ~ん、と思ったり。日本の映画とは絶対違うね、と妻と話したのは、服や足の汚さといった細かな小道具・メイクの作りの良さだ。日本はどうでもいいくらい取り繕った綺麗さがあるもんね。
 そして実家近く駅に帰って夫婦放談。軽く食べてたくさんドリンクバーで飲んで・・・帰宅。
 そして一服したらカニ三昧。いや、私はあまり好きではないのですが、義母が好物なので。
 久保田のいいお酒をいただいて、程よくなったら、しばしまったり・・・出来る訳もなく、小型犬と子供二人がキャンキャンと騒がしいので、妻の部屋に引っ込んだ。テレビはわたしには面白くないのだけど、子供は好きだね。私が大人になったのではなく、テレビがつまらなくなったのだと思うが・・・

 ちなみに義弟一家は初売りで車を走らせたという。一年に一日くらい、静かに暮らせる日が有っても悪くないと思うのだけど、消費者から顰蹙を買う場面もあるから怖くてという話も聞く。そこまでがめつく消費したいほどお金が有るなら日頃から消費を上向かせれば消費者物価指数も上がるのに、と私は思う。アイルランドの日曜祝日は、開いているお店に申し訳ないほど町が静かだから。まあ私も映画の日だから1000円で安く映画を観て、ファミレスは利用したけどね。でもやってなきゃ、買い置きのポンパドールのお茶各種やコーヒーを楽しみつつ、旧作DVDでも観てるだろうし、無ければ無いなりに過ごしようってもんが有ると思う。・・・それとも何か強迫観念が多くの日本人にはあるんだろうか?

FC2blog テーマ:日記 - ジャンル:ブログ

【2011/01/01 22:41】 | 日常
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック