なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 独身時代の前世紀に岐阜県・高山市の山の中に調査地を持っていた。大抵2泊3日の日程、夕食は自炊もあったけど街中に降りてから食事をすることもあった。その時お世話になったのが、「茗荷舎」という自然食ベースの食事処だった。マクロビオティックとかもあったかもしれないが、私には意識のない独身時代のこと。街中を歩いていてなんとなく店の感じに惹かれて、当初は閉店中だったりで入り損ねるも(1回目は貧乏性で外の食事は5-600円が基準だったのもある)、何度目かの調査のついでに入ることに成功した(懐基準を緩和してみた)。
 店内の丁度良い雑然とした感じで、食事は「おおッ!」と思う新鮮な驚きのあるおいしさだった。ごぼうをつくねのようにすることで肉のような味と風味を出せることには心底驚いた。調査のたびに、とはいかなかったが、何度もお世話になり、いろいろな世話話をする程度には面識を持った。当時でもそれなりの年齢の女性だったのであるが、2010年代に妻と高山に旅行に行った際に寄ったら1日目はご飯が切れて終了、2日目に入店を果たした。独身時代は開けているけど人の少ない夕方だったのでいろいろおしゃべりしたけど、今回は昼。相当に混んでいて話せる状況でもなかったのは残念だが、でも店をやっていることには心底感激した。もう10年以上経ってるのだから相当のものだ。速水健朗の言うフード左翼の店らしく、それ調の話が飛んでいたりするのと、物販が充実して、カオス感はないがエントロピーは高まっていていい感じだった。

 で、ふと、検索にかけてみたら、「2013年9月閉店」。

 妻と行ったのはいつだったろうか?DEデミオに乗っていたから、2010年以降のはず、と写真を調べると2011年9月だった。閉店の2年前か。時は流れ世は無常である。そう考えると、おかみさん的にもいろいろ支障が出るのだろう…

 一つの記録が、記憶になった感じである。
 

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【2023/01/22 19:25】 | 徒然
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