なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学系物質循環研究者の日常~
 何とか起きだすも眠気を引きずる朝。出勤してもイマイチシャキッとしない。ぼつねんとして午前が終わる。
 昼食後、お腹が落ち着いたらPCを組んでみる。適当に安いmicro ATXのマザーボードを買ったら拡張スロットが3本しかなく、拡張部品が1つ付かない事にショックを受ける。でもまあ…何とかなるか。
 ここで調子あげて…と思ったがイマイチのまま。管理職と研究の大枠のネタだしについて一寸話して、自分のアイデアはボツとした。研究の題材が自分一人しかしていないという事が深く解った。周りから見えれば私は特異なニッチに付けているのだろうし、業界横断で他の業界に手を出している口というのもそうそう居ないというのは認識していたが。逆に言うと、農学界の閉鎖性なのだけどね。
 ちょっと落ち込みつつ、論文を読み直して、もう少し…という所に来る。あと2日頑張ろう。きっと一通り終えられる。上手く調子が出れば。
 という事で外が暗くなって道が混む前に退出。だが少々渋滞に巻き込まれた。帰宅。軽く食べ、落ち着いたのでこれを書く。

 ネオダダイズムの芸術家、尾辻克彦名義で著書も多々ある故・赤瀬川原平氏は、その昔カメラ毎日という写真雑誌で「カメラが欲しい」という連載コラムを持っていた。それを読んだのが氏との出会いであり、文庫本版も新品で買っていたが、いつの間にかなくし、古本で買いもどした。業界不況でカメラ毎日休刊に伴って終了してしまったが、もう半年は持ってくれればミノルタ(今はソニーが系譜を繋いでいる)が実用になる普及型オートフォーカス一眼レフ・α7000を発表・発売するαショックでカメラ業界が盛り返していたのに、そうすればあの書き味でどう尾辻=赤瀬川氏の評価が読めたのに、と残念に思った。文庫本には加筆されているが、連載当時と一寸違和感を覚えるタッチの違いを感じている。デジタル革命の中でも日本カメラかカメラアサヒで銀塩カメラの嗜みについての一筆を連載しており、衝動害したくなる感もあったけど…私はデジタルカメラ・一眼レフに移行した後で、ちょっと残念なことをしてしまったかもしれない。
 そんな昔のレンズは、星を撮るなら最低2絞り、気合を入れるなら3-4絞り…つまりはF1.4のレンズならF2.8か、出来ればF4~5.6に絞る必要があった。まあ星の写真というのは最も光学性能の良し悪しを提示してしまう、設計・製作より無茶苦茶厳しいテストの場である。絞り開放では周辺が乱れるとか締まりがない、甘い、といっても一般撮影なら「あ、そ」で済んでしまう程度の変さであったが、星を撮るとボケボケで誰が見たって使えねー!だった。とはいえ、その頃の中古レンズは突発バイトを2-3回すれば入手できるものだった。が、そんな事も過去の事、今は絞り開放で一般撮影ならぐいぐい押して行けるし、ともすれば星だって行けない事は無い、くらいに素晴らしく良く出来ている。が、一方でその価格は給与所得者になっても躊躇する価格となっている。モノの話で家賃は収入の1/3迄に収めるとイイ、というが家持なら、収入の1/3から固定資産税や共益費等々を引いて残金をレンズに充てる、なんてのはナンセンスだろう。何故かふと浮かんだのだけど。それじゃ中古のデジタル一眼用のレンズも買うのはちょっと…な価格となっている。これはこれで若年者がカメラに興味を持って買うに至れるか?と心配になるが。
 良像を絞り開放から示してくれるレンズの開く世界は銀塩では出せないものであると思う。本当か?と私はいぶかしんでしまうが、カメラキットレンズで星を撮る勇者の作品を拝見すると、驚く程撮れるのだから、驚きである。
 私は銀塩時代からのマニュアルフォーカスレンズの資産にデジタル時代のレンズも揃えつつあるけど、絞り開放はどれくらいマジに使えるか、何時か試したいと思ってはいる…が、なかなか…というのは歳食ったからかな?夜中の変な時刻に動く、余り健康的な趣味ではないが、懐的には優しいトライアル。たまにはやってみるか。凍てるほど寒い夜に冬の銀河を撮影に…とかね。今年と来年の日食を諦めるなら、悪くないことだ、多分。

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【2020/11/10 19:12】 | 研究
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