なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学系物質循環研究者の日常~
 眠れなかった夜の朝、何とか起きて出発。出勤して体調は目覚めてイイ感じでも、精神的には??な状態で午前は指示された依頼書類を書いて、出そうと思ったらなんか気になって色々見たら直しが必要なところが結構合って…悩ましいうちに午前中終了。
 昼を食べてドラッグストアへ。気温的には丁度いい感じで桜のつぼみも随分と緩くなってきている。
 午後は表の最終ブラッシュアップ…と思って居たら、やっぱり頭が動かない。何とかメール仕事をあげて、一息。終わって少しプログラミングの事を考えるけど、仕掛けが浮かばない。困ったな、と思いつつ、書けるところだけ書いて、今日は終了。

 退出。脳内の調子はイマイチ。そのまま帰って軽く食べ、こうしてブログアップ。

 妻にたしなめられることに、海外の人に宗教の話をすることがある。ある時に「ほとんどの日本人の自称仏教徒は経典が何たるかなんて知りませんよ」とエジプトの人(ムスリム)に話したとき「イスラームは経典ではなく良く生きるという事ですよ」と返されて、はたと思い直したところがある。ムスリムの人達の事を考えると私はダーイッシュ(=裏切り者)と言う事はあってもイスラム国とは言わない口だったが、それを確定した。エジプトにアラブの春が入った時にこの流れにコプト教徒・教会(キリスト教の一派)も活躍していたが、イスラーム法が治める社会・国では宗教の自由を認めるからコプト教もいられたので、異教を弾圧するのはコーランに反する。その面だけでもダーイッシュやアメリカが支援していたタリバンは破門である。キリスト教・ユダヤ教には無い懐の深さがあると思う。この程度は知ることが出来るけれど、本質はそれだけでわかるものではない。やはりきちんとしたヒトと話してみるのが一番いいと思う。そしてそう言う中から、今も生き残る古いといえる宗教は、芸術がそうであるように強者であると私は考え、内包される生き残ってきた意味を知りたいと思う。私はその中にある何らかの英知を知りたい。
 こんなことを考えつつ、宗教の新しい分派(って、カルト或いは異端と言っていいだろう)関係のコミックエッセイを何冊か読んで強く思った。実に新宗教・新新宗教はその根元こそ古い宗教を習っているようで、本来の逆を張ることで経営者(教祖)は経営する組織を強化し、信者を漏らさないくびきを如何に作るかに邁進しているのだと。確かにこの辺も優れた知恵はあるが、英知と言えるだろうか?

 小説の『薔薇の名前』(U.エーコ)でウィリアム修道士は言う「平信徒が異端を求めるのではなく、入信したのが異端だったのだ」

 10世紀末を舞台にした小説だが、更に知恵を回した形で21世紀の今も通用するように思える。

FC2blog テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2020/03/12 18:34】 | 研究
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック