なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学系物質循環研究者の日常~
 妙に早く目が覚める。起きだして時間を潰して朝食。出勤もしゃきっとしていた。が、調子を上げるのに時間がイマイチかかった。3日不在だった職場が、なんだか新鮮な感じ?でも気分が抜けていた。メールが幾つか入り、その対応を求められるようだが、気が乗らず、午前はちょっとした草稿というか、論文の方向を定めるべく骨になるものを書き出して、データを眺める。昼に自転車…と思ったら雨。致し方なく車で移動して、ドラッグストアで買い物して帰る。午後…なんだかぼんやりしていたら時間が経っていた。イカン…気は重くなるが早めの対応が必要な事をこなしていく。すると思ったより調子よく事がすすめられた。求められるものはそれほど多くなく、厳しくも無く…良かった。しかしこの調子で論文を書けるかどうかは問題だ。そうこうするうちに定時。調子は悪くないが、明日に向けてと考え早々に退出。外は雨降り。ちょっと神経質に、本屋に寄って帰宅。お茶を飲んで一息。

「ロウソクの科学」が結構人気なままの様。簡易本まで有るのか表紙のバリエーションが色々で面白い。何かのきっかけで科学や研究の世界に入る人、というのはこの例に関わることなく、結構色々あるようだ。ベストセラーに良書なしな外の人=私的には、ファラデーの古典なら良書だろうが、それは吉野彰氏にとっての起点、或いは転換点であって、同書を読むことで同じ経験があるかと言うと、それは「ない」のじゃないか、と考える。ただ、書籍というモノに触れることがあれば、その幅と深さがある程自分の世界が変わる・広がることはある、というのは有り得ると思う。それは「茶碗の湯」が竹内均氏の起点となった書であり、有体かも知れないが所謂ファンタジー系だと「ナルニア国物語」が勾玉三部作の萩原規子氏やその同年代諸氏の起点だという。私だと、「天文アマチュアのための望遠鏡光学」(吉田正太郎・誠文堂新光社)である。なんで工学部で光学の先生の本にある種の衝撃を受けて、大学で環境科学や生態学、飯を食うために農学に転向とかやっているのかというのはあるが、まあ何が如何転ぶか。これ一本で一生、という人が居るのは様々な書籍から判るのだけど、私は地図のない旅を楽しむ口なのだろう。
 直訳すると「人は経験に学ぶが、私は他の人のを知りたい」、一般には「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」で知られるコレを言ったのはオットー・フォン・ビスマルク。どこでどんな経験が自分の人生に影響するかは、しばしば読書経験だというのを見てきたが、何かの雑誌を岩手県立図書館で読んでいて、帆船を見て航海士になった人の話があったり。様々な経験が必要なんだな、と思う。以前読んだ本に、そういう経験は初中等教育の中で会っておくことが良いというのがあった。別の話で、中高生の間に得る経験が趣味はじめ人生を楽しむのに何が、という方向を決めるというのもあった。そう考えるとやはり受験って害悪なんだろうな、と思ったりする。
 小中学校で出前授業したのはもう5年ほど前になる。楽しんでもらえたらよかったな、と思いつつ、その頃の児童生徒は高校、大学に進んでいると思うが、どうなっているか(人生間違うなよ)?或いはあれだけ数売れたハリーポッターシリーズからどんなクリエーターが生まれるか(半分皮肉)?

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【2020/03/10 18:47】 | 研究
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