なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学系物質循環研究者の日常~
 原稿を書き直さなくては…と考えつつ、まともにモノが考えられない脳内に全く嫌気がさすほどだった一日。考えて具現化・文書に起こすのが私のプロフェッションなのだけど…

 私自身は戦争というモノはなくせないだろう、という考えの下で何冊か軍事学や戦争学と関係する本(入門やお笑いから教科書的なモノまで)を読んできた。無くせなくても反対はする、というのは純粋な絶対平和主義を(例えば天文学者の池内了氏)掲げる口からも、戦争推進派からも非難される…と思って居たが、どうやら世の中も、良い・きれいな戦争と悪い・汚い戦争があるという考えがある事を知った。本質は何も変わらないが自衛隊法改正の時に反対デモに参加したヒトでも、アフガニスタン・イラク・リビアの戦争はもろ手を挙げて賛成だという。その理由は訊いても答えなかった。ダーイッシュ=ISIL支持でもないというから難しい。良い・きれいな戦争という判断なんだろうか?私には理解できない。勝者が行う最後の戦争プロパガンダは「この戦争で大禍は免れ(これまでに刷り込んできた)絶対悪が排除されたことは喜ばしいことだ」である。手法ではなく発想からしてナチスや大日本帝国のやり方と同じに見えるのだが、どうか。こういうモノに疑問を持ってしまう私のような口は、誰からも煙たがられるんだろうな。
 もう25世紀ほど前になる孫氏の兵法が未だ教本として使われるのは、それだけ戦争が人間の本質なのだろう。人類史的にはもう1桁上のタイムスパンでも集団で殺し合いをしていたのではないかという研究結果を見ると、遺伝子座のどこかにかかれている者だという人が出てもおかしくない。万年のオーダーでその時代の人達が記した思想書など知る由も無いのだが、孫氏の記したことに新しいものがあるとすれば、それは総則的に書かれている序章にある。
「戦争が発生する可能性があるならば、いかなる手段を取ってでもこれを回避する万策を尽くせ」

FC2blog テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2020/02/07 18:29】 | 研究
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック