なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学系物質循環研究者の日常~
 鏡の国に行ったアリスは、全てが光学異性体であるためにどんなに食べても栄養を得られず餓死する悲惨な話・・・と言うネタが有機化学の教科書のコラムにあった。サリドマイドも光学異性体が悪さした・・・けど逆手にとってがん治療に使えるのではないかと言われているそうだが。
 と書きはじめたのは、午後有休を取って帰る道すがら、信号で止まった瞬間聞きなれないホーンの音が聞こえ、???とルームミラーを見たら後続の黒色の車が急停車し、その右後方に白バイ。ここって50km/h規制だったか?でも同じような速度でネズミ捕りにやられなかったし(大抵、測定者と目があってイヤーな気分になるのだが)、周囲に車のない中いつの間にか速度超過になったか・・・と指示されたように信号を左折し少し進んで停止。気分は思い切り落ち込んだが、白バイから「黒の車だよ」と言ってきた。事態が飲み込めたのだが、良い気はしない。そろそろと帰宅した。

 早く帰ったのは、集中は出来るけど、気分の抑揚が激しくてシンドイから。BBCの30分弱が持たず、音楽に切り替えるくらいだったし、なにもしないでぼんやりする方がいいだろうから、なら家の方が気分が軽くなる。

 STAP細胞の話は昨日ネット上で知ったが小保方女史の快挙の裏面に、iPS細胞を逃したnatureの失地回復への意欲を見た気になった。Scienceやnatureの記事は必ずしも正しくはない、と言うのは、これらに載って後に否定された話をまとめてみた人がいるくらいであるから(だからと言って、両誌は妨害もしなかった)。理研と言う競争激しい場で研究してこられた道程で、どうやって来たのかにも興味がある。役に立つか立たないかでしか、或いは構内が整備されているかいない事くらいしか、判断できないのが「議員」である。こうした成功談の本当の舞台裏がどれくらい明らかになるか。その意味で「のぞみ」本恐るべき旅路 -火星探査機「のぞみ」のたどった12年-の意義は、数多い「はやぶさ」本より大きく深いものである。今の科学が将来覆されるのは良くあることであり、それは現代アートが将来にわたる強者を選ぶ、その過程に自分たちが参加している、と言う事を考えられるかどうかである。サロン(日本なら日展)に蹴られた印象派が現在の強者であり、時の権威は将来に関係ない。

 なんだか散文だけど、それが今の自分の脳味噌に出来る事なのだろう。脳梅毒の誤診?を使って生き延びた大川周明の思想と、マジな梅毒に侵されて逆恨みを書きつづったFVニーチェの思想。全盛期前半~中盤はなかなかに香ばしく、罪深いと思う。そんな訳で本を読みながら、床で今日は過ごそうと思う。

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【2014/01/31 14:50】 | 研究
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