なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 研究という職業柄、モチベーションが必要だけど、責務は必ずしもあるかどうか…特に堅固な期限を限られるのは…論文の直しや査読くらいだろう。…が、情報の行き違いで、あれれ?という時はあったな。連係プレイではないのでどうでも良いけど早くってのはある。とはいえ、在宅だと調子が凄く下がる。時としてゾーンに入るけど、その時間と頻度は低くなる。厄介。
 その他方で恐ろしいのは、趣味でやる事にまで調子が下がっていることを感じていることだ。日食機材をどうしたいか?という事に気が向かなくなっている。いや、これは本当に12月にアルゼンチンに行けるか?という難点もあり、であるが…そんなことに躊躇せずマックス・ウェーバーに従い淡々・耽々と進める事なのだ。
 そういう事まで出来なくなるのは、本業と日食観測でデータを撮るというScienceとそれを可能にするTechnology、巷を知り探索するResearchと実現するDevelopmentという流れが断ち切られる事であり、何かだ自分というモノが崩れていくようで恐ろしい事でもある。昼に出歩くことで少しでも刺激、とか考えるけど、発見こそあれ、まだまだ不足するものを常に感じる。それが命令でも支持でもなく要請の孫請けを強要される社会の息苦しさと言う奴か?と考えたりする。
 業務専念義務の時間の切れてからちょっと馬力がかかってグラフを作り上げたが…これだけで済むわけじゃない。
 という事で、明日はどうなる?まずは論文とメール…悲しいね。

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【2020/04/30 20:03】 | 日常
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