なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 旅行中に流れていたメールを捨てながら読み、頭の中を仕事に持っていこうとする。幾つもやることがあったな、と思いつつ、先ずは調子が重くて出来なかった英文メール書き。終わったら予算の執行具合を見つつ、アナウンスのあった盛岡出張を考える。書類を書き、いろいろ逡巡するが、予算の残りの関係で日帰りになりそう。研究者はナイーブに研究だけしていると思われることが多いように思えるけど、少額とはいえ財務管理、プレスリリースなどの営業、その基礎になるバックヤード作業と言ったこともする。自分の給与や福利厚生、人事を除けば会社の機能が一人一人にある形だ。欧州などの研究者はさらにマルチタレントで、イタリアで話した教授は正規職に着くまでオペラハウスで歌ってたとか、ペンションの経営を片手間にするイギリスの研究者とか。学会はいい社交場、ただ日本の研究機関にはフロアに喫茶スペースがあったりはしないようだが、アメリカの大学で研究する立場の在職権もちの人のいるところや研究機関のフロアには喫茶スペースがあって、煮詰まった時に気分転換したり、いい大学・研究機関なら有名研究者とざっくばらんにおしゃべりできるという。
 何か大きなものを忘れている・・・と思い、メールを見ると、受理された論文の修正があった。Acrobat Readerでこなす。
 気づけば昼も近い。記憶の中にある今日中にやっておきたいことをリスト化し、後は共著者から回答のあった論文の直しをしようと考える・・・が、何か眩暈。調子も低調でお腹もあまり空かないのでパンで済ますことにした。
 午後は論文の直しを正式に・・・と思うのだけど、どうも考えがしっかりしない。ふらつきを感じる。お茶の時間を過ごし、リフレッシュ。でも帰る時間も近く、終業作業に移る。

 定時過ぎ、暮れなずむ中帰宅。どうも集中できない感じが続き、どうも駄目。
 
 眠気はないので寝不足ではないと思うけど・・・何かな?

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【2012/01/31 19:12】 | 研究
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