なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 いろいろやることが山積してきて、何をしたらいいのか訳が分からなくなる。明確な〆切があるのは学会の要旨が一つ、プレゼン資料が2つ(うち1つは完了間近)。どれも急ぎたいが、上手く順位が付けられない・・・のは、今日は午後から設計検討会があるから。気もそぞろなのだ。
 そんな訳で、手をつけていなかった学会の要旨を書く。一体何をどう書けばよいか、ネタはあるけどきちんと整理できていない、そんなデータをどう整形して、どんな考察を加えるか・・・書きながら考えてゆく。イントロと方法を書きこんで、ああ、そうか、と思い立つようになり、結果の表も作る。何をどう論じるか、は、考えどころではあるが、方向はなんとなく定まった感じかな?
 そんなことをしているうちに午後、設計検討会の時間となる。職場内で関わるプロジェクトの中で最もエフォートを割くので、それなりに気合も入れるが、感覚的に調子が取れない。発表を終わるとドカッと疲れが出る。どんな作物に、どれだけ家畜ふん尿堆肥・化学肥料などを与えているか、その結果土壌の肥沃度がどう変化しているかということをアンケート等から淡々と積み上げて計算することなのだけど、これがなかなか需要があるようで、質疑も私にしては熱を帯びる、提案も受ける。耕種基準や統計書が当てにならない世界であるのが厄介である。
 会議を終わったら、速攻で部屋に帰る。クールブレイクして、読書をしながら帰宅。欧州、アメリカ、日本の科学の捉え方を考える上で中々面白い本だと思う。明日には読み切るか?天気に寄るが。帰宅してそれなりに食べたら眠くてたまらず、早々に沈没する。

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【2011/04/27 04:08】 | 研究
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