なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 早く眠って、少し起きたのが遅いかな、と思いつつ、夜半過ぎに出発する。少し眠気が晴れないでもないが・・・この晴れを逃すのはそれはそれで惜しい、と思う。いつもの場所まで1時間半弱。着いてみると秋空から冬の星座まで、「すごい、ほしがいっぱいだ」
 ダークファイルを撮りつつ、機材を広げてカメラをセット。手はず良く進んでる・・・?と一枚目を撮ってはたと気づく。モータードライブのコントローラーを接続していなかった・・・
 CD-1では北の星座を撮るのはしんどい、とアングルファインダーを持ってきたけど、EOS kiss Xのファインダは暗くてイマイチ。殆どノーファインダーでカシオペア方向を撮影
3+4=カシオペア
Ai-Nikkor 35mm F2->4, 3min, ISO800 2枚コンポジット
 しかも撮影直後の画像ではどこがどこやらわからない・・・(-.=;;
 引き続き、ぎょしゃ座は同条件で。
9+10=ぎょしゃ
 こちらは何となく3つ程ファインダーで星が見えた。
 引き続きペルセウス、ここは28mmか!?とも思ったけど前回の撮影で35mmでもいけそうなのでやってみる。
 13+14=ペルセウス
 さらに上ってきたオリオンを
16+17=オリオン
 雲が出てきたのと時間も時間なので撤退。家に帰り着く頃には航海薄明が始まっていました。

 35mmは、フルサイズ換算56mmになるので、ちょっと長いか、と思えるのだけど、秋の星座には「きちんと」アングルが決まれば35mmがいいのかもしれない。何より、素晴らしくシャープに撮れる。秋空は光害のない方向を主に撮るのでFFフィルタもいらない、と言うのが大きいかも。
 それ以前に秋は夏と冬の銀河を狙う端境期的なイメージがあったけど、どうしてどうして、晴天率は高いし、散光星雲も多く、夜長を活かして初冬の星座も狙えて結構楽しめるんだな、と実感する。秋の夜長、昼の仕事に支障がない程度にのんびり楽しもうと思う。

FC2blog テーマ:天体写真 - ジャンル:写真

【2009/09/26 11:19】 | 星空
トラックバック(0) |


Sa-Q
中々豪華な星野写真ですね。

撮影後の処理もだいぶ上達されたのではないか、と感じました。


M氏
 秋の空は澄んでいるのと高度の高い位置の星座なのでFFフィルタ要らずなためか、思いのほかNikkorのシャープさがきちんと出ている感じがします・・・そういう条件とハードウエアのよさにおんぶに抱っこです。次回はもっと構図をしっかり決めて撮りたいものです。が、スポーツファインダーも覗けない中ではどうしたものかと。画像処理自体は・・・まだまだです。

コメントを閉じる▲