なにやら妙な研究してる・そういう噂~環境科学&農生態学の物質循環研究者の日常~
 ちょいとホームセンターの工作機械付きレンタルスペースを利用してみた。中学生の時に電動ドリルをレンタルしたことはあるけど、こういうスペースもあるのか、という事を検索して知ってのでやってみた。これまでは職権乱用で職場の工作室を使っていたのだった。工作室を使うといってもボール盤と万力を使うだけで、ドリルの刃も何も自前だけどね。その後、万力はボール盤用を購入したし、充電式ドリルも入手したのだけど、厚みのあるものに垂直にたくさん穴をあけるとなると、やはりボール盤を使うのが精度的にも作業の速さでも比べ物にならないものがある。
 予約制で2時間借りることにして、ボール盤の使用は追加無料、各サイズのドリルの刃やホールソー等と勿論材料は持ち込みを確認。他、火花や大きな音が出る作業は不可とのことだが、対象がアルミ材で作業上大丈夫の筈。
 ホームセンターに行ってサービスカウンターでプリントした予約票を出して、怪我は自己責任で…等の誓約書を読んでチェック&登録をする。はじめ「今回はどんな木工工作ですか?」と訊かれたのには参った。そんな事項はHPの予約フォームになかったので。で、簡単な説明を受けて使用開始。
 あとはドリルの刃を噛ませつつ、黙々と穴あけ。キンキン言ったりする、問題になるような音は出ていない筈。店舗の一角を簡単に区切って店舗内から見えてしまう作業場は明るくて、空調も店舗通りでイイ感じ、作業は快適そのものだった。眼鏡にハズキルーペ、防護メガネをして、作業は巻き込まないように素手。切削油は持ってきたけど使わなかったが、作業場の汚れ具合から可不可を確認した方がいいだろうと思う。作業は快速ですすみ、座繰り・バリ取りもやって、都合60分強で終わった。
 料金は申込時に最初30分分のみ支払っている。終わったことをサービスカウンターで告げて精算。価格は250円/30分。予約枠より短かったが問題ないらしく、1時間として支払っていない250円を払って何事もなく終了。この辺の価格付けの絶妙さはかなりいいかも?と思った。

 使ったのはCAINZ Square・カインズ工房、他のホームセンターなどにもこの手の工作室のレンタルはある模様。工作機械の充実ならDMM.makeであるが、外部から使うには平日の説明会に出る必要があり、価格も結構高く、ライトユーザーには難しい。

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【2023/08/19 15:55】 | こだわりの道具
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 Mazda CX-3で3日間1025.1kmを走行。ほぼ高速道路の走行、高速走行中はクーラーをかけていた。走行はエコドライブとか全く考えずに流れに乗るのが基本。で、25.08km/L。その前に下道通勤558.8km走行で24.4km/L、クーラーの稼働率は1/4もないと思う。
 郊外走行23.5km/L、高速走行24.4km/LのWLTCモード燃費を越えているから、まあこんなもんかと。上手くやると結構伸びるらしいから、余程エコランが上手いのだろう。
 オイル交換は8月10日10時の予定。2年半強で5.2万キロ程走った。11月終わりに車検。この分だと5年目2回目の車検で相当10万キロ近くになるか。いろいろ思う所はあるので、多分乗り続けて最低あと5年、うまくしたら7年は乗りたいな。その頃車のモードはどうなっているか?ハイブリッド車には乗りたくないし、電気自動車はさらに嫌。ガスステーションに軽油がある限り、この車に乗るか?

【2023/08/06 15:49】 | こだわりの道具
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 カメラや台所などで使うのだと「何時何分何秒後に起動するタイマー」。例えばカメラならタイマーリモコンの遅延機能、台所ならキッチンタイマーがそこらじゅうで売られている。
 今作りつつあるのは「何時何分何秒に起動するタイマー」。例えば目覚まし時計。少なくとも安価なタイマーリモコンにはない機能だし、秒まで指定できる目覚まし時計の親類も売られていないと思う、多分。もちろん、秋月電子のキットで売っているGPS時計は高機能でいろいろ出来るものがあるのはわかるのだが、価格(9,380円)的に手を出すのがちょっと、だし、高機能すぎる。
 ということで、ダイソーで売っている目覚まし時計(550円)を基礎にこれを改造すれば出来るんじゃないか?ということで、こんな代物を作ろうとしている。回路的にはごく簡単で、あとはファームウェア頼みとなる。
 なんでこんなものが必要かというと、日食機材へ定刻に一定時間信号を送りたいから。今作っているものは、秒部分を目覚まし時計の時分部分に拡張できるようにしたもので、秒の部分はロータリースイッチ2個で手動設定できるようにして、信号を送り続ける時間はファームに書き込むことにした。もちろん、PICの数かPICのピンの数を増やせば信号を送り続ける時間も手動設定できるし、ファームウェアだってそんなに難しくない筈だけど、先ずはコンパクトに作ることにした。秒拡張の部分もファームウェアで予め設定しても良いんだけど、日食観測値が完全に確定していないので、こんな方法にした。…けど過剰かな?いろいろと。

 で、ふと考えると、作っているタイマーは時限爆弾と全く同じだな、と。もちろん、キッチンタイマーだって同じに使えるが、改造していると、この感は確証に変わる。漫画「パイナップル・アーミー」に、ある施設に時限爆弾が仕掛けられてオープニングセレモニー当日に爆発する設定になっている、という話があったのを思い出す。
 日食のあるオーストラリアにもっていくときは預ける荷物に入れる積りだけど、機内持ち込みにしたら説明が面倒かなぁ…

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【2023/01/09 22:14】 | こだわりの道具
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 昨日、ミラーレス一眼機Z6II+SDK+C# Wrapperで15コマを越える連写OK!と喜んでいたけど、昨夜実験したら34コマが限度と分かった。180コマには遠く及ばず。なので、連写のシャッターレリーズはそれ用の線が必要になった。WindowsタブレットからSound Pickに音信号の線が1本、Sound PickからZ6IIにレリーズの線が1本。致し方ないけどぬか喜びだったのが悲しい。この限界がどう設定されっているかはわからないけど、15コマも34コマもコマ数ではなく3秒ほど連写する事の方に何かカギがあるんだろうか?
 まあ兎も角分かったことなので、プログラムをうまく動かせるよう書き換えてWindowsタブレットにプログラムを移しておこう。

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【2023/01/05 13:45】 | こだわりの道具
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 デスクトップのメインPCに入れたVisual StudioのC#で書いた自作アプリがWindowsタブレット動かなかった件が解決。1つには「到達できない」とメッセージが入っていたコードを不要と判断してコメントアウトした事、もう一つにはタブレットにVisual Studioを入れようとして失敗したのでこれを消した事。この2つを経た結果、自作アプリがWindowsタブレットで稼働するようになった。…ならばどっちの影響か?わからないけど、一瞬立ち上がってからアプリが落ちたのを見ると、コメントアウトが効いたのかな?再度突き詰めて実験する気にはなれないけれど(やるとなったらタブレットを工場出荷時の状態に戻す処理が必要になる)、では何故コメントアウトしなくてもデスクトップのメインPCやVisual Studioを入れたモバイルノートPCでは普通に動いたのか?ここにWindowsタブレットとの差異はVisual Studioを入れたか否かの差であるが…。まあ、エラーにならなくても問題あるとコメントされた部分が消えるのは、悪い事じゃないと思うけど。ちょっと釈然としないところがある。

 思い立って実験したところ、先代のNikon Z6ではニコン謹製SDKのC++コードをC#で使えるようにするWrapperを使って連写を指示する場合、指定コマ数が15コマを越えると15コマしか撮影されなかったが、現有のZ6IIでは15コマを越えて、少なくとも実験した20コマまで撮影できることが分かった。ロスレス圧縮の14bitRAW画像のみ記録で連写速度は毎秒約10コマということなので、ダイヤモンドリングの見える第2接触の10秒前から彩層がある程度隠れてくれるであろう8秒後までの18秒間の連写をするなら、180コマ指定する事になる。そのコマ数までの実験は未だ行っていないので確認は必要だが、15コマの呪縛が外れているならありがたいことである。帰ったら実験してみよう。上手く行くなら、このダイヤモンドリングの撮影連写をする上で非常に画期的なのは、これまでこの連写は音信号を受けたPICマイコンを使ったコントローラー(Sound Picと命名)で外部から18秒間シャッターレリーズする事で実現していたため、デジイチに1本余分なケーブルを繋ぐ必要があったけど、それが不要になったこと。つまりは、総合的な制御をするWindowsタブレットをダイヤモンドリング&光球面とコロナの明るさの比の測定用の機材(メインの1)に載せるので、ここからSound Picに音信号の配線をこれの載るコロナの偏光撮影用機材(メインの2)に1本回すだけで済む。これまではメインの2の載るSound Picからメインの1にZ6をシャッターレリーズするための配線が回っていた。これがなくなれば配線は2本から1本に減るので誤配線のリスクは減るし、Sound Picはメインの2のみを駆動すればいい事になりメインの1とメインの2を繋ぐ1本の配線だけとシンプルになり、機材の設置の自由度が増す。何にせよ、配線が減るのは良い事しかない。…まあ、実験が上手く行けばだけどね。

 この年末年始に得た事はこの2点。問題点が解決していったことで一応日食撮影システムのブラッシュアップとトラブル回避にはつながる事なる事だけど、エライ時間食ったかな?特にWindowsタブレットでアプリが動かないトラブルで演習の機会を逃したのは痛かったけど。
 そうそう、昨日は東京に出ようかと思ったけど、考えてみると帰省からの帰宅者で電車が結構混んでいたに違いないので、体力温存という以上に午睡で休みがとれたし。でも夜に他の問題も発生して眠れず、ラジオでJet Streamと東京Speak Easyとそのあと番組まで聞いてしまった。

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【2023/01/04 09:48】 | こだわりの道具
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